低温やけどについてのお話
寒い季節になると気を付けたい低温やけど今回はそんな低温やけどについて広津外科・消化器外科(久留米市原古賀町)の広津順院長にお話をお聞きしてきました。
院長 広津順
下記のグラフのように低温やけどは誰にでも起こり得ることですので注意が必要です。
原因
使い捨てカイロ、湯たんぽ、電気あんか、電気毛布、こたつなどによって起こるやけどです。明らかに熱いものであれば瞬間的に熱いと反応できますが、温かくて気持ちいい程度の温度でも長時間触れ続けることによってやけどを負うことがあります。この場合、長時間触れていても熱さや痛みを感じにくいので、気付いた時には皮膚の深い所まで火傷をおこしているということがあるのです。特に足は感覚が鈍いためなりやすいようです。
治療
まずは冷やすこと。見た目以上に深くまでやけどしていることもあるので自己判断はせずに医療機関を受診することをお勧めします。最悪の場合は植皮まで必要になるようなひどいやけどになることもありますので注意が必要です。
投稿日:2014年01月21日(火)