授乳・卒乳(コラム第2回目)
皆様こんにちは。みやのじん歯科クリニックの本田祐佳です。
前回のコラムはいかがでしたでしょうが?今回もご覧頂けると幸いです。
第2回目の今回は「授乳・卒乳」です、是非ご覧下さい!
副院長 本田祐佳
おなかの中でまさに一心同体でスクスク育った赤ちゃん。生まれてからはママのおっぱいやミルクをゴクゴク飲んで成長していきます。
最初におっぱいやミルクを飲んでる我が子を見て愛おしく、感動したお母さんも多いんじゃないでしょうか?
小さい体で一生懸命に飲む姿可愛いですよね!
出来ることならずっと欲しがらなくなるまであげたい!というお母さんもいらっしゃると思います。
以前は母子健康手帳に書いてあった「断乳」という言葉もH14の改訂に伴い消え、母乳育児を応援するように変更されています。
確かにスキンシップで愛情ですが、「虫歯のリスクがあがる」・「異常嚥下癖が残る」というのをご存知ですか?
母乳がミュータンス菌の増殖を助けることが実験的に確かめられています。
特に寝ている間は唾液量が減るため歯が母乳やミルクに浸ったようになってしまうので虫歯になりやすくなるのです。
歯の健康を考えると1歳半頃までに卒乳しましょう。
卒乳はお母さんにとっても赤ちゃんにとっても、「赤ちゃん時代」を卒業する大切な節目です。
歯の健康だけでなく、お子さんの自立の一歩として取り組みましょう。
-ポイント-
①1日3回離乳食を食べ、コップやストローで飲み物が飲めるなら卒乳の時期です。
②昼間しっかり外遊びで体を動かし、よく寝られるようにしましょう。
③今日から、と決めたらきっぱりやめましょう。
④数日は夜泣きやぐずったりで、お母さんやご家族の方も大変な思いをされると思います。
※連休や休みの前日など、始めやすい日に実践したほうが楽に卒乳できますよ。
第3回のコラムは「仕上げ磨き」です。次回もお楽しみに!(9月25日頃配信予定)