マイナス一才から始める虫歯予防(コラム第1回目)
みやのじん歯科クリニック 副院長の本田 祐佳と申します。
今回よりお医者さんTV内にてコラムを連載する事となりました。
私もそうですが、子育てを頑張るママにお役に立てるコラムになればと思っておりますのでご覧頂けると幸いです。
第一回目の今回は「マイナス一才から始める虫歯予防」です、是非ご覧下さい!
副院長 本田祐佳
これから生まれてくる可愛いお子さんを虫歯にしたくないですよね。
私も新米ママとして仕事、育児、家事と奮闘しながらも虫歯ゼロを心がけています。
検診にお子さんを連れてこられるお母さん達も虫歯にしたくない気持ちは同じです。
だからこそ「歯ブラシを嫌がる」「させてくれない」「お菓子をついついあげてしまう」「虫歯になっていないか」「いつから歯ブラシを始めたらいいのか」「歯磨き粉は使った方がいいのか」と大なり小なり不安を抱えて来院されます。
歯みがきや食生活ももちろん大事なんですが、実はお母さんご自身のお口の中も大きく影響するのをご存知ですか?
虫歯は感染症です。生まれたばかりの赤ちゃんのお口の中は無菌状態と言われています。
その後生後半年くらいで歯が生えてくると、お母さんや周りの方から虫歯菌をもらい、歯に定着するんです。
統計でも、お母さんに虫歯菌が多いと、お子さんの虫歯菌もおおくなる、という結果が出ているんです。
えっ!そうなの!?ショック・・・私今まで沢山治療してきたから・・・と思われる方も大勢いらっしゃるのではないでしょうか?
そこで赤ちゃんが生まれる前の準備としてマタニティの時期がとっても効果的なんです。
「マイナス一才から始める虫歯予防」を!
マタニティの時期からお母さん自身がお口に関心を持ちましょうという考え方です。
具体的にはお母さんの現在の虫歯のリスク検査をする(細菌数など)検診を受け、虫歯や歯周病治療などを受ける、産後は赤ちゃんのお世話で自分の事は後回し、なんてお母さんも多いと思います!
「子育ては待ったなしですよね!」
生まれてくる可愛い我が子のためにもマタニティのうちから歯医者さんで検診や検査をうけましょう♪
第2回のコラムは「授乳・卒乳」です。次回もお楽しみに!(9月18日頃配信予定)