虫歯のはなし①-虫歯は感染症+生活習慣病-(コラム第12回目)
皆様こんにちは。みやのじん歯科クリニックの本田祐佳です。
前回の「 定期検診のはなし -予防以上の治療はありません!! –かかりつけの歯医者さんを見つけましょう!」はいかがでしたでしょうか?
第12回目の今回は「虫歯のはなし① -虫歯は感染症+生活習慣病-」です、是非ご覧下さい!
副院長 本田祐佳
「虫歯はどうしてできるかご存知ですか?」診療室でもよく患者様にお尋ねします。
みなさん、一様に困った顔をして「お菓子を食べるから?」「歯を磨けていないから?」と答えられます。それも勿論正解です!
ではどうしてお菓子を食べると虫歯になるんでしょうか!?虫歯って何なのでしょう???
虫歯は虫歯菌の感染によっておこるんです。
すみついた虫歯菌はお口の中の炭水化物や糖分をエサにした後分解しネバネバした物質をつくります。
このネバネバ物質がプラーク(歯垢)です。
プラークはみなさん「食べかす」や「磨き残し」と思いがちですが実際はバイキンたちの塊なんですよ。
プラーク1グラム中に細菌が1000億個もいると言われているんですよ!
このプラークはやがて糖を発酵させ、乳酸などの「酸」を作ります。
この「酸」が歯を溶かして虫歯になります。
お肉やお魚をお酢に浸けると柔らかくなりますよね。口の中でも同じようなことが起きているんです。
虫歯にならないためには・・・・??
●虫歯菌を増やさないこと
●虫歯菌のエサとなる糖分を減らす
●プラーク(虫歯菌の塊)をきちんと落とすことが重要です。
第13回のコラムは「虫歯のはなし②-善玉菌vs悪玉菌-」です。次回もお楽しみに!(12月4日頃配信予定)