虫歯のはなし②-善玉菌vs悪玉菌-(コラム第13回目)
皆様こんにちは。みやのじん歯科クリニックの本田祐佳です。
前回の「 虫歯のはなし① -虫歯は感染症+生活習慣病-」はいかがでしたでしょうか?
第13回目の今回は「虫歯のはなし②-善玉菌vs悪玉菌-」です、是非ご覧下さい!
副院長 本田祐佳
私たちの口の中には善玉菌(常在菌)と悪玉菌(虫歯菌など)が共存しています。
かたや、赤ちゃんは無菌状態で生まれてきます。
やがて歯が生え、周りの人たちから細菌をもらい、定着するようになります。
1歳半から3才くらいまでは特に細菌が感染しやすく、「感染の窓」と言われる要注意の時期です。
親御さんや周りの人が持つ細菌がうつりやすく定着しやすくなります。
この時期に子どもの口の中に善玉菌が先にすみつくとなかなか悪玉菌は居座ることができません。
ところが、悪玉菌が先に大量にやってくると歯に悪玉菌がびっしりと居座ってしまいます。
お子さんの虫歯予防として食生活や歯ブラシも重要ですが、完璧にできてるかというと自信は持てないですよね。100点満点は難しいものです。
親御さん自身が治療をしたり、口腔内をきれいにしておくことは全然関係のないようで、実は近道なんですよ。
第14回のコラムは「フッソのはなし① -フッソを活用しましょう!-」です。次回もお楽しみに!(12月11日頃配信予定)