噛むはなし① -子供たちがあぶない!顎がどんどん小さくなっている!!-(コラム第18回目)
皆様こんにちは。みやのじん歯科クリニックの本田祐佳です。
前回の「キシリトールってすごい!!」はいかがでしたでしょうか?
第18回目の今回は・・・
「噛むはなし① -子供たちがあぶない!顎がどんどん小さくなっている!!」です。
是非ご覧下さい!
副院長 本田祐佳
現代人は昔と比べてとても恵まれた環境にいます。
簡単に食材は手に入り、作らなくても多種多様の食べ物を日々お手軽に食べることが出来ます。
まさに飽食の時代ですね。
そして今はグルメの時代でもあると思います。
テレビではしょっちゅうグルメ特集。
軟らかいから始まり、最近は歯がいらない、とまで揶揄されるご時世です。
食べ応えのあるものは敬遠されるようになりましたね。
下の表を見てください。
歴史 | ||||
弥生時代 | 鎌倉時代 | 20世紀初頭 | 現代 | |
一食の咀嚼回数 | 3,990回 | 2,654回 | 1,420回 | 620回 |
咀嚼時間 | 51分 | 29分 | 22分 | 11分 |
昔と現代までの食事時間、咀嚼回数の変化です。いかに噛んでいないかがわかると思います。
あまり使われなくなったあごは、どんどん小さくなってきています。
そして反対に歯は飽食になるほど大きくなっているというデータがあります。
歯とあごのバランスがどんどん悪くなり、現代人、特に子供たちは不正咬合の子供たちがとっても増えています。
第19回のコラムは「噛む」おはなし② -よく噛みましょう!-」です。次回もお楽しみに!(2015年1月22日頃配信予定)