おやつ(コラム第7回目)
皆様こんにちは。みやのじん歯科クリニックの本田祐佳です。
前回の「デントカルト」はいかがでしたでしょうか?
第7回目の今回は「おやつ」です、是非ご覧下さい!
副院長 本田祐佳
-おやつの中身-
皆さんは普段お子さんにどんなおやつをあげていますか?
欲しがるから、とついついチョコレートやあめ、キャラメルなどあげていませんか?
池の鯉にエサをあげると群がるように甘いお菓子に虫歯菌たちが群がりどんどん増えていきます。
口の中にずっと残るあめや、べったりくっつきやすいチョコレートなど虫歯菌たちを餌付けしているようなものです。
お砂糖は「エンプティカロリー」と言ってカロリーだけはあるけど栄養はないんです。
-おやつの回数-
「テレビを見ながら」「ゲームをしながら」のながらや、冷蔵庫を勝手に開けてジュースやお菓子を出して食べている、なんてことないですか?
たとえば私たちが一日でおにぎり三個が与えられたとします。
①一個ずつ三回にわけて食べる
②一度に三個食べてしまい、それ以降は一切たべないさて、どちらの方が一日元気に過ごせることができるでしょうか?
①のわけた場合ですよね。
虫歯菌も同じで、トータルは同じ量でも、わけて食べた方がずっとエサをもらえる状況なのでずっと元気に活動することが出来るんです。あっという間に虫歯を作ります。
それにちょこちょこ間食していると肝心のごはんを残してしまいますよね。
おやつはあくまで「捕食」です。小さいうちに味覚は決まってしまうと言われています。小さいころに慣れ親しんだ習慣はなかなかやめられず、生涯にわたり虫歯を作ることになります。
口腔内だけでなく、お子さんの生涯の健康づくり、体をつくっている大事な時期です。子供もあるとわかっているから欲しがるんです。
フルーツや野菜など簡単なものでいいのでおやつの回数や中身をみなおしてみませんか?
第8回のコラムは「八重歯が可愛い?」です。次回もお楽しみに!(10月30日頃配信予定)